アシュタンガヨガにはレッスンの形態として「レッドクラス」と「マイソール」というものがある。
一番簡単に言ってしまうと、集団レッスンか個別レッスンである。
ただし、ここでいう個別レッスンというのは、塾で言う所の自習学習型に近く、複数人で練習している中で
ポイント、ポイントで指導者が生徒を周り、指導してくれるという形である。
指導者を専有出来るマンツーマンレッスンでは無い。
詳しく見ていこう。
レッドクラスとは
つまり「Leadされる」(導かれる)クラスであり、先生のカウントにリードされながら動いていくヨガクラス。
先生が前方中央付近に陣取り実施のポーズを見せてくれるので、初心者にも安心である。
LAVAやカルドなどの大手ホットヨガチェーン店、フィットネスジムのクラスの一コマとして実施されているヨガはぼレッドクラスである。
難しいポーズの時は無理せずに、やっているフリをすればOKである。
レツドクラスのメリット
- ペースを合わせなくてはならないので周りに合わせいつもより頑張れる。
- ポーズを覚えていなくても先生のマネをすれば良いのでなんとかなる。
ヨガフェスタなどの大きなイベントで、カリスマヨガ講師による数百人規模で実施されるレッドクラスも、コンサートみたいな独特な楽しさがある。
マイソールクラスとは
アシュタンガヨガの創始者シュリ・K・パタビジョイス師により教え伝えられている伝統的なアシュタンガヨガの指導法。
生徒は好きな時間に来て、好きな時間に終えて良い。
マイソールクラスのメリットとしては
- 自分の練習したいポーズを重点的に練習出来る。
- 自分で練習時間を自由に決められる。
- ポーズを覚えられる。(覚えなければならない。)
レッドクラスとマイソールクラス初心者はどっちが良いの?
右も左も分からない初心者にとってはマイソールクラスに飛び込むのは結構勇気がいる。
しかし、レッドクラスとマイソールクラスのメリットを比べて、ヨガを深めて行きたいという本質的な観点からみるとマイソールクラスの方に分があると思われる。
本来、ヨガというのは個人個人が自分の心と身体に向き合うものなので、その点からいってもマイソールクラスの方が、ヨガの本質と近い。
一方、レッドクラスといのは、集団で場を共有するアクティビティ的なものとしても楽しいし、他人のポーズを見て刺激を受けるのでそいう楽しみ方で捉えるのも良い。
ヨガ経験の無い方が、体験レッスンを受けてみたいという場合はやはり、レッドクラスに参加するのが良いであろう。
まとめ
- レッドクラスよりもマイソールの方がヨガの本質に近い。
- 気分転換にはレッドクラスも良い。
- 体験レッスンはレッドクラスから入るべし。