日本の働く人々のうつ病率、日本は10%うつで苦しむ人と言われている。
病院でうつと診断されないまでも、気分が落ち込む事が多かったり、心理的に過酷な労働環境で働く人達はどのようにして対応すればよいだろうか?
どのようにして健全な心を維持すれば良いのか?
多くのビジネスパーソンが悩んでいる。
昨今、ビジネスマンの間でもヨガの実践が進んでいる。これは、科学的にもヨガが心身の健康に良い事が証明されて来ているからだ。
さらには、ビジネスリーダーのヨガの実践によりヨガが仕事のパフォーマンスを上げる事も有効である事が分かって来ている。
ヨガでうつを改善し、さらには人生を良い方向に転換させた実例を紹介したい。
ヨガでうつを克服した友人
Tさんとはヨガ合宿で出会って、相部屋だったので仲良くなった。
Tさんはうつを克服するためにヨガを始めたという。
それ以前にも、病院や気功、健康に良いと言われるものを色々試してみたが効果が無かったという。
Tさんのうつ状態は学生の頃に始まり、社会人になってからも続いた。
動く活力、遊ぶ活力、勉強する活力が湧かず、何にもできない自分が嫌で嫌で仕方なかったという。
そんなTさんはヨガと出会い、唯一ヨガだけが「元気」になったという。
もちろん、劇的にうつが改善した訳ではないが、ヨガを継続する事により徐々に心身が鍛えられてうつの症状は消え人生が改善していったという。
「自分がもっと若いころにヨガと出会いたかった。」という悔しい思いからTさんは今、ヨガインストラクターとなり、
ひとりでもうつの人にヨガを知ってもらおうと活動している。
ヨガでうつを克服した有名人
自分がヨガを初めたキッカケとなったのが千葉麗子さんである。
自分が学生の頃、彼女は雑誌などでグラビアアイドルとして活動していた。
その後、ITで起業したものの、心身のバランスを崩してしまう。
そこで、ヨガとバランスを取り戻したという。
ヨガは「内面を見つめることができ、精神的に落ち着くことができるんです。」と彼女は語る。
身体から改善する。
健全なる肉体に健全なる魂が宿るというように、うつで悩む人達はベースとなる体力が無くなっている事が多い。
そんな人達にとって
- 競技ではない。
- どこでも出来る。
- 激しい運動ではない。
ヨガは基礎体力を構築していくのに適している。
Tさんのように体力がつき動けるようになってくると、元気になり、更に動けるようになり、気力が上がっていくという
上昇のスパイラルに入る事が出来るのである。
まとめ
- うつを改善させる手段の1つとしてヨガは有効である。
- 有名人の中でもヨガによって人生を回復させた人はいる。
- うつは身体からのアプローチが有効である。入門障壁の低いヨガは最適である。