「肩こり」は日本人の国民病ともいわれている。
慢性的な肩こりに悩まされている人も多い。
結論から言うと、ヨガにより肩こりは緩和される。
ただし、肩こりにも原因があるので、正しい原因を把握した上で対処していく必要がある。
肩こりの原因を見極める。
肩こりは、肩の周りの筋肉の血行が悪くなることで起こる。
血行が悪くなると、血液によって運ばれる酸素が不足し、筋肉には乳酸などの老廃物がたまりはじめる。
その結果、筋肉の細胞から発痛物質がでて神経を刺激し、痛みが生じるようになる。
肩こりの原因でもっとも多いのは、筋肉疲労によるものだ。
肩は首や腕を支えている為、常に負担がかかっている。
そして、肩は複雑な構造をもち、身体活動の多くの機能を受け持っているため疲労しやすい。
肩こりは通院すべきなのか?
肩こりの程度によらず、まず整形外科などを受診し、肩こりの原因を特定して正しく対処していくことも大切だ。
肩こりは、他の病気が原因でおこることもある。
この時の特徴は、筋肉の疲労と関係なく起こることだ。
そして、特定の部分にだけ強い痛みがある。
休んでも症状が改善されず、徐々に悪化していくなどの特徴がある。
肩こりの解消方法
筋肉疲労による肩こりの場合、両肩に症状が現われるのが特徴といて挙げられる。
また、筋肉疲労からくる肩こりは、原因がはっきりしている。
- 悪い姿勢
- 運動不足
- 精神的な緊張
- 肩の使いすぎ
などである。
ストレッチや運動を行なう。
猫背にならないように姿勢に気をつける。
充分な休養をとる。
症状にもよるが、こうした方法で、肩こりの予防と、肩こりの改善をしていくことが可能である。
肩こりへのヨガ的アプローチ
筋肉疲労による肩こりの場合、ヨガの実践により緩和していく事は可能である。
ヨガには筋肉をほぐし、血行を良くする働きがあるからだ。
また、肩こりの原因でもあるストレスに対しても、ヨガは有効である。
肩こりを解消するヨガポーズ3選
- 鷲のポーズ
- 下を向いた犬のポーズ
- 魚のポーズ
まとめ
- 肩こりは整形外科などを受診し正しい原因を把握する事が大切である。
- 病気に起因する肩こりは特定部分にだけ強い痛みがあるのが特徴、一方筋肉疲労に起因する肩こりは両肩に症状が出る。
- 筋肉疲労に起因する肩こりはヨガにより改善する事が可能である。