最近、ヨガをしていても中々集中出来ない。
心がザワザワし、ふと、別の考えが浮かんで来てマットから降りてしまうなんて事があった。
スランプだろうか。
季節、環境の変わり目で自分では認識出来ないストレスを感じているのだろうか。
気づき
ある朝ふと目覚めると気づきが得られた。
呼吸のコントロールが正しくなされた時に、
マインドのコントロールは可能となる。
アシュタンガ ヨガ
YOGA CHIKITSAの効用と指南書 より
この言葉をふと思い出したのである。
早速、朝の実践で意識してみたところざわついていた心が静かになった。
思い通りにならない心
仕事での些細な事が気になりイライラしてしまう。
そんな時はもう考えるのは辞めようと思う。
しかし、そう思えば思う程、そのイライラに固執してしまう。
心というのはコントロールしようとすればするほど、あらぬ方向へ進んでしまうものだ。
今回思ったのは、心とは直接コントロールしようとしてはいけないのだ。
呼吸で間接的に誘導するというのが正しい。
深淵なる呼吸という生命活動
人間にとって必要な生命活動、心臓の動き、消化、発汗など自分の意思ではコントロールできない。
しかし、呼吸だけは自分の意思でコントロール出来る。
これは非常に意義のある事だと思っている。
自分の生命を司る深い部分にに唯一アクセス出来る手段だからだ。
事実、スポーツ、武術でも呼吸には非常に重きを置いている。
ヨガをするしないに関わらず呼吸というのは非常に重要なものなのだ。
呼吸というライフハック
日常生活においても、突発的なピンチが訪れ心が乱れた時、心理的に高い壁に立ち向かうとき、ふと自分の身体感覚に立ち返り呼吸を整える。
そうすると、外圧に惑わされず本来の力を発揮出来る。
これはとても役に立つ、生きる為の知恵ではないだろうか。
ぜひ、今後日常生活にも活用していこうと思った。
おまけ
「ジョジョの奇妙な冒険」という少年漫画がありますが、その中で「波紋」という必殺技をつかうんですね(初期の話の中で)。
そして、その「波紋」を繰り出すには呼吸が非常に大切なのです。
そんな事も思い出しました。。