lavaに体験入学して気がついたのだが、レッスン中にヒーリング音楽な流れていた事だ。
部屋の暗さもあり没入感が得られ、とても心地よく感じた。
一方、本格的なヨガスタジオになるとBGMは無いのが普通である。
今回はヨガと音楽の関連性に関して調べてみた。
目次
レッスン中に音楽を流すのは邪道だろうか?
ヨガとは自分の心と身体と対話するものであるから、音楽を流すのは邪道な感じがする。
ヨガのルーツのインドでは、もちろん音楽はかかっていない。
しかし、一方で音、音楽のもつ力も侮っては行けないなと思う。
昔、ドライブ中に偏頭痛が酷くて海辺の駐車場に車を停車した。
波の音を聞いていたら、嘘みたいに頭痛が消えてびっくりした経験がある。
音、音楽の波動というのは、思いの外、人の身体と心に影響を及ぼすものである。
音楽とは心の深いところに流れる波動のようなもの。
上野公園や新宿駅に行くと、チベットの民族衣装を来た方々が民族楽器を演奏してCDを販売しているのを見かける。
昔からよく見かける風景だ。
チベットには行ったことも無いはずなのに、哀愁を誘われ心に染み渡る音楽である。
娯楽として音楽を消費する以前、音楽は儀式や祭りで使われていた。
やはり、音楽というのは魂に訴えかける何かがあるようだ。
ヨガの練習中にも使われる色々な民族楽器
ヨガのレッスンでは見慣れない民族楽器が使われる事がある。
ティンシャ(チベタンベル)
ティンシャ(チベタンベル)とはチベット仏教の高僧や尼僧が旅の危険から身を守る魔よけとして実際に用いる法具である。
ヨガの最後にクールダウンとして行われるシャバアサナ(死体のポーズ)であるが、寝落ちしてしまう事も多い。
そんな時に「チーン」という澄んだ音で目覚める。
この際に使われるのがティンシャ(チベタンベル)である。
シンギングボウル
シンギングボウルの発祥は3000年前、ブッダ生誕以前に遡る。
元々はチベットのラマ教の高僧が神に捧げる儀式に使う仏具であった。
シンギングボールを鳴らすと生まれる不思議な響きは倍音と呼ばれ、シンギングボールの大きな特徴である。
その「倍音」が注目され始めたのは、まだ過去20~30年ほどのこと。
欧米を中心とする各種のセラピーやヒーリングに取り入れられ、成果が報告されるようになった。
現在は、世界中でヨガや瞑想にも取り入れられるようになった。
結局は個人の好きにすれば良い。
ヨガの練習中は音楽は禁止されている訳ではないので、個人練習のときは自分が心地良いと感じる環境でやれば良い。
ティンシャ(チベタンベル)やシンギングボールの音を聞くと、ざわついた心が落ち着き一気にヨガを実践しやすいモードに入る事が出来る。
また、川のせせらぎの音や、鳥のさえずりの声など、の音源などを利用するのも良いだろう。
まとめ
- ヨガの導入時や終了時に心を浄化してくれる民族楽器を取り入れるのは心地良い。
- 心地よさを重視して練習中のBGMを選ぼう。
- 音、音楽の波動というのは、思いの外、人の身体と心に影響を及ぼす。